スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『ドキッ!男だらけのガチムチ重ゲー祭り!』だより/後編の前編 (2013.5.19)

埼玉県越谷市のしゃかえもん宅で不定期に開催しているゲーム会のレポートです。





【前編はこちら】

*******


>『マジック・ザ・ギャザリング/Magic: the Gathering』

http://mtg-jp.com/

『電力会社』ですっかりスパークした脳みそを休めるべく、しばし休憩タイム。



しかし、みつを氏とハンター氏はさっそく持ってきた『マジック・ザ・ギャザリング』のデッキを取り出し、対戦を始めます。好きねぇ。

写真 (37)


『MtG』は由緒正しきトレーディングカードゲーム(TCG)の元祖。発売から20周年経ったいまも人気が続いており、つい先ごろも新しいエキスパンション『ドラゴンの迷路/Dragon's Maze』が出たばかりであります。


みつを氏は赤黒の”ラクドス・ビートダウン”という種類のデッキ。
赤や黒の早い・安い・恐いの3拍子そろったクリーチャー(生き物)達で猛攻撃する作戦です。


対するハンター氏は青赤黒の”グリクシス・コントロール”というデッキ。
赤の火力呪文や黒の破壊呪文で攻撃をかわしつつ、青の呪文でカードを増やしながら、
青赤黒の大ボス【プレインズウォーカー、ニコル・ボーラス】の召喚を目指します。


Image (1)


1戦目は【ファルケンラスの貴種】※1を2体並べたみつを氏が押し切って1勝。

Image (2)


2戦目はハンター氏の出した【霊異種】※2にみつを氏が対処できず、ハンター氏が1勝。

Image.jpg




お互い1勝1敗というところでみんなが戻ってきたので次のゲームに。





  • ※1
    画像は【ファルケンラスの貴族】になっていますが、これは日本語版の誤訳。すでに【ファルケンラスの貴族】という名前のカードがあるのに気づかないで印刷しちゃった。。。急遽「【~の貴種】と読み替えてください。」という訂正(エラッタ)が出ました。最近誤訳や誤植がけっこう多く、みんなだんだんネタとして面白がりはじめていますが、ほんとはやっぱり気を付けてほしいです。





  • ※2
    マナコストを払うと防御をすり抜けて攻撃できる上に、死にそうになったらいったん異次元に消えてまた戻って来れるという、反則的な兄ちゃん。イラストからも推測できるようにおそらく某マトリックスが元ネタ。キアヌ・リーヴスは最近劇太りした。





  • *******

    >『エルグランデ/El Grande』

    http://mobius-games.co.jp/HansimGluck/elgrande.htm


    実は今回のゲーム会には裏テーマがありました。





    まず、こちらの『電力会社』の箱絵をごらんください。↓

    写真 (24)



    こちらがあとで遊ぶ『プエルトリコ』の箱絵。↓

    写真 (22)



    ・・・というわけで、箱絵になんか渋いおっさんがいるゲームを集めてみたのです。




    で、これが『エルグランデ』の箱絵↓

    写真 (39)



    しゃか「この2人絶対デキてると思わない?」

    ブラザー「薄い本が厚くなりそうですな」





    ハンター「ということはおしゃかさん、このロゴマークも・・・」

    写真 (31)


    しゃか「これは、じゅ【削除しました】※1







    さて、肝心の『エルグランデ』の内容。


    プレイヤーは中世スペインの大公となって、スペイン全土で自分の影響力を強めるべく、各地に騎士を派遣します。

    ボードは9つのエリアに分かれています。ここに自分の騎士コマを配置していきます。

    ゲームは全部で9ラウンドあり、3ラウンド終了ごとに決算を行います。

    各エリアの騎士の数を比べ、エリアごとに設定された得点表(1位に○○点/2位に●●点/3位に△△点)に従って得点を得ます。(さっきプレイした『チャイナ』に少し似ています。)

    第9ラウンドの最後の決算が終わった時点で合計得点が大きい人が優勝。


    詳しい進行はおいおい解説するとして、まずコンポーネント※2に言及しておかなければなりません。



    みつを「しゃかくん、これは・・・」


    ボード上に圧倒的な存在感を放つこれ↓

    写真 (32)


    しゃか「お察しの通り、これがキングの駒です。

    みつを「いやこれはどうみても・・・」 しゃか「キングです。」※3


    キング駒の置かれたエリアはキング領であり、不可侵領域となります。
    また騎士コマを置けるのは、原則、キングに隣接したエリアだけと決まっています。


    さらに・・・


    しゃか「エリアは9つといいましたが、もうひとつ騎士を送り込める場所があります。それがこちら。」



    どーーーーん!↓

    写真 (34)


    これが”塔”。エリアの1つとして扱い、騎士を入れることができますが、決算のタイミングまで誰も中を見ることができません

    記憶力も試される、というわけ。


    しゃか「・・・しかしまぁ、こういうのをみていると・・・(塔をつかむ)、どうしてもこういう風に・・・(キングにかぶせる)・・・遊びたくなるよね・・・ (↑ ↓ ↑ ↓ ↑ ↓ ↑ ↓ ・・・・)」 



    ゲーム開始。

    まず、領土カードを引いて、それぞれのプレイヤーのホームランドを決めます。

    ハンター「僕”バレンシア”です。」

    しゃか「俺”ばっかーらんど”!」

    ブラザー「”せヴぃら!”」(以上、読み方適当)

    ホームランドにはめじるしに自分の大公コマと、最初に2個の騎士コマを置いた状態でスタートします。


    ラウンドの進行。

    まず、全員1~13の数字の書かれたパワーカードを手札に持ち、順番に1枚ずつ公開していきます。

    写真 (27)


    そして、パワーカードの「騎士マーク」の数だけ、ストックから騎士コマを手元に補充します。
    騎士は全員20個ずつ持っていますが、ボードに配置するためには、ストックからいったん手元に持ってくるステップが必要なのです。

    派遣社員は派遣元の本社に出社してから派遣先に向かうよーに。というシステムなわけ。

    なお、数字の小さい(弱い)パワーカードほど、ストックから補充できる騎士コマが多くなっています。


    パワーカードを全員が出したら、その数字が大きいプレイヤーから順に行動。
    場にあるアクションカードの1枚を早い者勝ちで選び、そのカードを使います。

    写真 (28)


    アクションカードは5つの山に分かれていて、それぞれの1番上のカードが今回選べるカード。※4

    アクションカードを使うと、一番下の騎士マークの数だけ、手元の騎士コマをボード上に派遣できます。派遣できるのはキング領に隣接したエリアかタワーのみです。

    さらに、それとは別にアクションカードに書かれているスペシャルアクションが可能です。

    スペシャルアクションは、他のプレイヤーの騎士をとりのぞいたり、キングを移動させたり、といろいろなものがあります。


    ハンター「僕はTENGAに3個入れます!そして、ここの領土にいる人、全部戻してくださーい。」

    ブラザー「では僕はおち○ぽ様をここに動かし、右下と左下に1個ずつ。」※5

    というような感じで行動します。


    第3ラウンド。最初の決算直前のラウンド。

    しゃかは行動順が最後になったので、皆の動向をみてから行動できるおいしいポジション。

    2人のプレイヤーが競っているエリアにそれぞれちょっとずつ置いて、3位の得点をつまみ食いしようというこすい作戦。
    これが功を奏して、最初の決算ではトップに躍り出ます。


    中盤の第5ラウンド。

    【中邦の徴収】というアクションカードがめくられます。
    これは「スコアの最高得点が”5”のエリアすべてで(即座に)得点計算をする。」というスペシャルアクション。

    しゃかが優位に立っているエリアはどれも”5”のエリア。しかもそのうちひとつはホームです。(ホームで1位だと+2点ボーナス)
    これは嬉しい。

    しかし、問題は今回のアクションカードの中に「【拒否権】―このラウンドと次のラウンドの間に使用されるスペシャルアクションを1つ無効にできる。」がみえていること。
    これで、【中邦の徴収】を無効化されるのはイタい。

    ここはパワーカードの最強の【13】を切り、誰よりも先にアクションカードを選択。

    自分で【拒否権】をとり、【中邦の徴収】を阻まれないようにします。


    これでしゃかは大量得点をゲット。

    しかしハンター氏のホームランドも含まれていたため、ハンター氏の追い上げを助けてしまった面も。。。


    他のプレイヤーもだまっておらず、大公を動かして自分のホームを変えたり、得点表を上書きしたり、様々なスペシャルアクションを使っていきます。


    後半にはみつを氏としゃかが上位でデッドヒートし、それをハンター氏が追っているかたちに。



    第9ラウンドが終わり、最後の決算。



    さてここで、今まで説明していなかったもうひとつの要素。


    (ちゃらちゃらっちゃちゃーん)秘密ディスクーーーーーーー♪

    写真 (29)


    ”塔”はひとつのエリアなので決算で得点計算がありますが、
    その前に各プレイヤーはこの秘密ディスクでほかのエリアをひとつ指定しておきます。

    塔の得点計算が終わったら、秘密ディスクを一斉に公開。
    塔に入っていた騎士たちは、それぞれ持ち主のプレイヤーが指定したエリアに飛んでいきます。

    これで決算のときに毎回番狂わせが起こるわけです。


    さあ、これは最後の決算。この秘密ディスクの指定ですべて決まる。

    塔に入った騎士の数のカウンティングがここで活きてきます。





    が。



    しゃか「(あれ・・・)」





    おぼえておりません!完璧にぼんやり!!!



    いや、自分の数はおぼえている!5個!

    もしくは4個!



    他の人の分もまぁなんとなくのイメージは残っている気はして。。。

    1位を争っているみつを氏もたぶん4・5個だったような。。。


    脳みそをぐりぐり動かして考えます。。。


    俺のホーム”ばっかーらんど”には、いま俺2個、みつを氏1個。とりあえずこのままなら1位だ。しかし問題は、得点表が書き換えられて4/0/0になってしまっていること。もしみつを氏が飛ばしてきて負けたら・・・でもそんなことするか?だいたいみつを氏は自分のホームランドのほうがピンチじゃないか。あそこに向かうに違いない。そうすると、ココに置くのは無駄になりそうだな。それならば、”かたろにあん”か。得点は8/4/0。たかみぃ氏9個、俺3個。みつを氏2個。一位は無理だけど、二位ならなんとかいけそうな気がする。万が一みつを氏がここに来た場合も潰したいし―――




    「(よし!”かたろにあん”だ!)」



    ようやく決めて、秘密ディスクをぐりぐり。





    さあ、塔をご開帳。



    しゃかは4個入れていました。他の人たちは8個とか7個とかたくさん入れており、塔での得点はできず。

    そしてみつを氏は・・・塔に入れてなかった!


    前提が!思考の前提が!


    さて、しゃかのホームランド”ばっかーらんど”。

    塔にみつを氏がいなかったので、このままならわたくしが1位の4点+自国ボーナス2点入るのですが。。。

    塔の方からぽぽぽーん、とたかみぃ氏の騎士が3個飛んできます。


    えーー!?来るのーーー!?


    これでこのエリアはたかみぃ氏のみ4点。。。
    みんなしゃかが置くと予想してこっちには来ないだろうとおもってたのに。。。甘かった。





    そして、問題の”かたろにあん”。

    しゃかは3個+塔からの4個で7個。これで2位はいけるだろう、と思いきや。

    塔の方からブラザー氏の騎士の群れが・・・・

    1、2、3、4、5、6、7個!

    同数の場合、両者とも1つ下のランクの得点になるため、両者0点!


    あうあうあ・・・



    そんなことしてる間に、ライバル(だったはず)のみつを氏は1か所で1位、3か所で2位。15点獲得。

    さらにハンター氏は3か所で1位、1か所で3位。しかもキング領ボーナスと自国ボーナスも得て22点!!!



    終局。


    みつを氏101点で優勝!ハンター氏100点!
    しゃかえもん98点!たかみぃ氏82点!ブラザー氏68点!


    さっきの”かたろにあん”であと1個多ければ4点ゲットできて優勝だったのに!ぐやぢーーーー!※6


    写真 (38)


    ハンター「いやぁ9ラウンドで終わるっていうから甘くみてたけど、これほんとに重いですねえ。」

    しゃか「だろ?これが本格ドイツゲームの凄味ってもんよ。」※7

    ほぼぴったり2時間かかりましたが、いっときもダレることのない、濃密な試合でした。

    やはり名作といわれるゲームは一度はプレイしておくべき!





    【後編の後編へ続く。】




    • >※1
      「つまりハンス・イム・グリュック社(=幸せなハンス)の”幸せ”とはそういう意味だったんだよ!」「な、なんだってーーー!!」



    • ※2
      コンポーネント(component)とは直訳すると「構成部品」とか「成分」とかになりますが、ボードゲーム用語としてはもっぱら、ボードとかコマとかダイスとかの内容物一式のことをいいます。用例としては「コンポーネントに惹かれて買った。後悔はしていない。」など。



    • ※3
      精神分析的にはフロイトの弟子ラカンのいうところの”ファルス”であります。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%AB%E3%82%B9_(%E6%80%A7)



    • ※4
      『エルグランデ』のアクションカードは正方形に近いちょっと珍しいサイズで、ぴったり合うカードスリーブがありませんでしたが、最近トレカ用のオーバースリーブ(スリーブの上にさらにかぶせるスリーブ)なら幅が合うことが判明。上辺をカッターで切って使用しています。http://www.amazon.co.jp/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%B9-%E3%83%88%E3%83%AC%E3%82%AB%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%89-%E6%A5%B5%E5%8E%9A/dp/B007HHSFGU



    • ※5
      その他、「王様自身」「黒地蔵」「チング」など、様々な呼称があります。



    • ※6
      しかし原因は自分自身にあることは明白。勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし。



    • ※7
      まぁ世の中にはもっと重たいゲームがたくさんあることは知ってるんですが、なにぶん僕たちボードゲーム童貞なんでこれくらいでも刺激が強すぎるんですよ。中学生がコンビニのエロ本でテンションMAX!みたいなもんです。


    関連記事
    スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

しゃかえもん

Author:しゃかえもん
********
埼玉県越谷市あたりに生息。

108の煩悩を操る煩悩マイスター。

非電源系ゲーマーです。(ボードゲーム、カードゲーム、TCG,TRPGなど)

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
twitter : @shakaemon
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。